瞑想について
2023/08/24(Thu)18:22:40
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ここ数年、日々の生活の中で「ヨガの練習の時間」がかなり減っているのを実感する今日この頃。 瞑想も気付けば「決まった時間に毎日行うこと」から遠のいてしまっていた。 以前は毎日行っていたのに。 人間はサボるクセがあり、そして飽きる動物である。 そう、私ももれなく自分勝手に答え合わせをしながら、自分に甘く生きている。 たまにめちゃくちゃ慌てるような、もしくは声が出ないくらいビックリすることとかを経験すると 自分の本質がその時に表面化され、わずかな間違いを少しづつ少しづつ重ねながらも 許されて生きてきたことに気付かされる。 で、ちょっと落ち込む。
瞑想は練習の積み重ねでしかないな。と思うのです。
ここからは以前、、たぶん10年以上前かなぁ?個人的に書いた文章が残っていたので 私への覚書としても残しておきます。
人は誰もがある程度の集中力を持っている。 読書をしたり、ゲームをしたり、メールの文章を書くことなどなど すべての行動に集中力は求められる。 ある程度の技術においては、さらに高い集中力を要する。 たとえば、外科医や歯科医、細かな作業を行う日本の職人さんや技術者、 家族のご飯を毎日作るお母さんも。 集中するためには、心がどのように機能するかを理解することだ。 心は何かに専念することはあっても、一度に二つのことを 同じように理解することはできない、ということ。 心はものすごい速さで移動する。 だから一度にいくつも理解できたように思えるけど、 誰かの話を聞くと同時に、その人の顔は見ていない。 画面に集中している時は雑音が耳に入らず名前を呼ばれても聞こえていなかったりする。 心は一度にひとつの感覚としか接続できないのだ。 一度に二つ以上の作業をしようとしても、能率が下がり、 心のひらめきが分散すれば、エネルギーも分散される。 このことを、最近ようやく、理解できるようになった。
集中する練習。 その作業に集中して、他の思考を一時的に遮り、 思いつきだけで軽率な行動しない。 できれば、食事中は仕事のことは忘れて、仕事中は家のことを考えずに。 最大の障害になる不安感を克服するには、 根気よく確実に、心を集中させる練習をすること。 もし、心がそれてしまっても、落ち着いて心を引き戻すことを練習すること。 人生のさまざまな状況下で、心をひとつに集中する練習をしたら、 感覚器官をコントロールすることが可能となり、 その後の思考と行動の質が決まるのだ、ということを知ること。
瞑想は特別なことのように思われがちだけど、ヨガをしていない人でも、 もちろん運動が苦手な人でも出来ると思う。 少し、心を集中してみる。続けてやる。 このことが、一人一人の思い、行動を 明るい方向へと変化させていくのだと、私は信じている。
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